SetDrawArea()について

SetDrawArea()について

名前：Kazu 日時： 2015/04/18 22:41

C#でDXライブラリを使おうとしています。
目的はゲームでは無く、要素が非常に多いグラフのリアルタイム表示です（たとえば過去10年分の株価推移などのチャートなど）。

グラフ表示はWindowフォームに行い、フォームサイズは随時ユーザーによって変更されます。
ですので、グラフの描画領域もフォームのサイズに合わせて変化させようとしていますが、どうもDxLib_Init()時点の初期化された描画サイズ以上には拡張できないようで困っています。

下記のようなソースで試しています。

        public Form1()
        {
            InitializeComponent();

            // DXライブラリの描画ハンドルを本フォームにする
            DX.SetUserWindow(this.Handle);

            // 描画先画面を裏にする
            DX.SetDrawScreen(DX.DX_SCREEN_BACK);

            // ウインドウモードに変更
            DX.ChangeWindowMode(DX.TRUE);

            DX.SetDrawScreen(0);

            // 画面の背景色を白にする
            DX.SetBackgroundColor(255, 255, 255);

            // DXライブラリの初期化処理
            if (DX.DxLib_Init() == -1)
            {
                Application.Exit();
            }
        }


        protected override void OnPaint(PaintEventArgs e)
        {
            base.OnPaint(e);

            // 描画可能領域のセット（これがうまくいかない…）
            DX.SetDrawArea(0, 0, ClientSize.Width, ClientSize.Height);

            // 裏画面を初期化
            DX.ClearDrawScreen();

            // 以後描画処理
            ・・・・

        }


        private void Form1_FormClosed(object sender, FormClosedEventArgs e)
        {
            DX.DxLib_End();
        }

それでVC++のライブラリソースを見てみたところ、DxLib_Init()でハンドルとしてわたってきているフォームのクライアント領域を描画対象にしたあとは、その範囲内でしか描画できないように読めました(DxWindow.cppを見ました)。

フォームのサイズに合わせて、リアルタイムに描画領域を変化させるようなことは無理でしょうか？

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Re: SetDrawArea()について ( No.1 )

名前：管理人 日時：2015/04/19 00:09

私もどこでＤＸライブラリ側画面の解像度を決定しているのか失念していたので調べてみたら SetUserWindow の中で引数として渡されたウインドウのクライアント領域の幅と高さを SetGraphMode に渡して変更していました恐らくですが、SetUserWindow を実行してから DxLib_Init を呼ぶまでの間に SetGraphMode( 1024, 768, 32 ) ; など、必要なサイズを SetGraphMode で指定すれば SetUserWindow で渡したウインドウのクライアント領域よりも広い範囲に描画できるようになると思いますよろしければお試しください m(_ _)m

Re: SetDrawArea()について ( No.2 )

名前：Kazu 日時：2015/04/19 08:24

なるほど、初期化前に必要な描画領域の指定を済ませておくということですね。 DX.DxLib_Init() する前に、下記のコードを入れてみました。 DX.SetGraphMode(Screen.PrimaryScreen.Bounds.Width, Screen.PrimaryScreen.Bounds.Height, Screen.PrimaryScreen.BitsPerPixel); 問題なく動作しているようです。ありがとうございました。私はプライマリのモニターにしか描画しないのでいいのですが、セカンダリとかにも拡張が必要なら、Screen.AllScreensプロパティですべての解像度を取得して適切に設定しないといけないですね。またスクリーンサイズや色深度は動的にユーザーが変えてしまうかもしれませんが、私の用途ではそこまで考慮しなくてもいいので無視しています。とりあえずお教えいただいた方法で先に進めます。ありがとうございました。

Re: SetDrawArea()について ( No.3 )

名前：Kazu（解決） 日時：2015/04/20 11:26

描画はうまくいくようになったのですが・・・ SetDrawScreen(DX.DX_SCREEN_BACK); を行って、裏画面描画＆表示するようにしていたのですが、何故か描画でちらつきが発生してしまいました。どうやらSetUserWindowでフォームのハンドルを渡すと、フォームの再描画イベント時にちらついてしまうようです。これは再描画イベントハンドラ内で、フォーム（と他のコントロール）の再描画と、DXライブラリによる描画処理を行った場合に起きるようです。（そもそも私が手抜きで、再描画イベント内で重た目のDXライブラリによる描画を行ったのがいけないのですが）。そこでユーザーアクションに対して、フォームの再描画イベントを投げるのではなく、DXライブラリを使った再描画処理だけを呼び出すようにすればちらつきませんでした。フォームのリサイズ時だけはどうしても再描画イベント処理とDXライブラリによる描画も行わないといけなかったのでちらつきますが、私的には許容範囲内でしたので、無視しています。とりあえず私の用途上の問題はクリアになったので、解決とさせていただきます。ありがとうございました。

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