すみません、勘違いをしていました
FBXファイルを読み込めるようにするために libjpeg.lib や libpng.lib のように
DXライブラリのパッケージに FBX SDK のファイルを同梱しようとすると
パッケージを解凍したときのサイズが 4GB くらいになってしまうので現実的ではないのでした
( 圧縮した状態でも 300MB近く増量 )
なので、一番現実的な方法は 3Dさんがご製作中のソフトのプロジェクトにDXライブラリのソースを含めて、
且つ FBXファイルを読み込める設定に変更する、というものになります
とはいえ、DXライブラリのソースを直接ビルドするには libjpeg や libpng や oggvorbis などの
FBX SDK 以外の外部ライブラリのヘッダファイルなども必要なので、とりあえずこちらに
『DXライブラリのソースを直接コンパイルして実行するプロジェクト』をアップしましたので、
よろしければダウンロードしてください m(_ _)m
https://dxlib.xsrv.jp/temp/DxLibSourceTest_WithUseCLib.exe
↑こちらのプロジェクトは Visual Studio 2015 用のプロジェクトが入っています
少なくとも FBX SDK を使用される場合は Visual Studio 2012, 2013, 2015 の何れかである必要があります
以下に DxLibSourceTest_WithUseCLib のプロジェクトで MV1LoadModel で FBXファイルを読み込めるように
するための手順を記載します( 3Dさんのプロジェクトへの反映は、DxLibSourceTest_WithUseClib のプロジェクトを
参考に行っていただく形になります )
1. 以下の AUTODESK のサイトから FBX SDK 2018.1.1 VS2015 をダウンロードしてインストールします
http://usa.autodesk.com/adsk/servlet/pc/item?siteID=123112&id=26416130
2. DxLibSourceTest_WithUseClib のプロジェクトのプロパティの
『C/C++』→『全般』にある『追加のインクルードディレクトリ』に
インストールした FBX SDK の include フォルダを追加します
<FBX SDK をインストールしたフォルダパス>\2018.1.1\include;
3. DxLibSourceTest_WithUseCLib のプロジェクトのプロパティの
『リンカー』→『全般』にある『追加のライブラリディレクトリ』に
インストールした FBX SDK の lib\vs2015 フォルダ内の構成に応じたフォルダを追加します
Win32 + Debug の構成の場合 <FBX SDK をインストールしたフォルダパス>\2018.1.1\lib\vs2015\x86\debug;
Win32 + Release の構成の場合 <FBX SDK をインストールしたフォルダパス>\2018.1.1\lib\vs2015\x86\release;
x86 + Debug の構成の場合 <FBX SDK をインストールしたフォルダパス>\2018.1.1\lib\vs2015\x86\debug;
x86 + Release の構成の場合 <FBX SDK をインストールしたフォルダパス>\2018.1.1\lib\vs2015\x86\release;
x64 + Debug の構成の場合 <FBX SDK をインストールしたフォルダパス>\2018.1.1\lib\vs2015\x64\debug;
x64 + Release の構成の場合 <FBX SDK をインストールしたフォルダパス>\2018.1.1\lib\vs2015\x64\release;
4. DxLibSourceTest_WithUseCLib のプロジェクトのプロパティの
『リンカー』→『入力』にある『追加の依存ファイル』に
libfbxsdk-mt.lib;
を追加します
5. DxLibSourceTest_WithUseCLib のプロジェクトのプロパティの
『C/C++』→『プリプロセッサ』にある『プリプロセッサの定義』の先頭に
DX_LOAD_FBX_MODEL;
を追加します
以上で FBXファイルを読み込むための設定は終了です。
DxLibSourceTest_WithUseCLib には Test.cpp というDXライブラリを使用する
プログラムが入っていますが、こちらで例えば FBXファイルを MV1LoadModel で読み込むプログラムを組めば、
FBXファイルを読み込むことができるようになります
そして、DxLibSourceTest_WithUseCLib で FBXファイルの読み込みに成功しましたら、DxLibSourceTest_WithUseCLib の
プロジェクトの設定を参考に 3Dさんがご製作中のソフトのプロジェクトに対して
1. DXライブラリのソースファイルをプロジェクトに追加
( DxLibSourceTest_WithUseCLib の DxLibSource 内にあります )
2. libjpeg や libpng などのインクルードファイルのパスを『追加のインクルードディレクトリ』に追加
( DxLibSourceTest_WithUseCLib の External 内にあります )
3. その他のプロジェクトの設定も DxLibSourceTest_WithUseCLib を参考に変更
4. 加えて前述の FBXファイルを読み込めるようにするための設定も行う
を、していただくことで、3Dさんがご製作中のソフトでも MV1LoadModel で FBXファイルが読み込めるようになります
以上ですが、かなり大雑把な説明となっていますので、ご不明な点がありましたらお訊ねください m(_ _;m