> 質問は、DXライブラリで Live2D Cubism の機能を利用できるようにした際の、管理者様が Live2D と結んだライセンスを可能な範囲で教えていただきたいということです。
> 機密守秘義務もありますので、詳細にとはいきませんが、足掛かりになる程度の情報がいただけたら幸いです。
私は特に Live2D社とは( 下記ページの『使用許諾契約に同意する』のチェックボックスにチェックを入れる以上の )契約は結んでいません
< Cubism SDK for Native ダウンロード >
https://www.live2d.com/download/cubism-sdk/download-native/
DXライブラリが配布している zipファイルには Live2D Cubism の lib や dll は含まれていません
DXライブラリに含まれているのは Live2D Cubism の dll を使用するサンプルを改造してDXライブラリで
Live2D の機能を使用できるようにしたコードとなっています
そして、リンク先には二つの使用許諾契約書がありますが
Live2D Proprietary Software 使用許諾契約書
こちらは Live2D Cubism の lib や dll ( 公開されていないコード )に関する使用許諾契約書となっています
Live2D Open Software 使用許諾契約書
こちらは Live2D Cubism のサンプルなどコードが公開されている内容にに関する使用許諾契約書となっています
DXライブラリに Live2D Cubism の libファイルを含めることができればDXライブラリを使われる方が簡単に Live2D の
機能を使用できるので、Live2D社 に Live2D Cubism の libファイルの再配布が可能かを問い合わせた所、再配布は不可との
ご返答をいただきました( 使用許諾にその旨が書かれていました )
ゲームアプリなど、エンドユーザー向けのアプリに Live2D Cubism dll を同梱したり、Live2D Cubism lib を使用した
実行ファイルを配布することは可能なのですが、DXライブラリのような、使用者がエンドユーザーではないライブラリなどに
dll や lib を同梱することは禁止、とのことでした
その際のご返答メールの該当箇所は以下の通りです
( 文中の Core というのがコードが公開されていない dll や lib の事を指しています )
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いつもLive2Dをご愛顧くださり誠にありがとうございます。
再配布はエンドユーザに対してのみ許可されるため、
ライブラリのようなエンドユーザに対してではない配布を行うことは禁止とさせていただいております。
Coreを除いたライブラリとして配布して、別途開発者がCoreをダウンロードして使う形で提供いただけるようにお願いいたします。
詳しくは、Live2D Proprietary Software 使用許諾契約書をご確認くださいませ。
https://www.live2d.com/eula/live2d-proprietary-software-license-agreement_jp.html
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対して、Live2D Cubism のサンプルコード等に適用される使用許諾契約はもっと緩く、こちらは再配布も可能だったので、
DXライブラリは Live2D Cubism dll を使用する処理のみ記述して、実行には別途ユーザーの方が Live2D Cubism Native SDK を
ダウンロードして自ら Live2D Cubism dll を取得しないと使えない形となりました
Live2D Cubism Core for Web も同様の使用許諾契約となっているようですので、DXライブラリ HTML5版で Live2D Cusibm を
使用できるようにする場合も、ユーザーは各々 Live2D Cubism Core for Web をダウンロードする必要がある形での実装になるかと思います
> DXライブラリ HTML5版では、単純な製品利用となるのか、拡張性アプリケーションの出版契約が必要なのか、出版許諾契約が必要なのかを明らかにしていく必要があります。
拡張性アプリケーションのパターンですかね…?
前述の通りDXライブラリとして特に Live2D社と( 『使用許諾契約に同意する』のチェックボックスにチェックを入れる以上の )契約は
結んでいませんので、正式に交渉して契約を結べば同梱する形での配布も可能かもしれません